がん闘病中のイギリス・チャールズ国王がクリスマススピーチ「安らぎを与えてくれた医師や看護師の方々に心からの感謝を」
がん患者であることを公表しているイギリスのチャールズ国王が、恒例のクリスマススピーチを行い、医師や看護師に感謝を述べました。 この中で、チャールズ国王は「私や私の家族を支え、必要な力やケア、安らぎを与えてくれた医師や看護師の方々に、心からの感謝を捧げたい」と語りました。 クリスマススピーチは通常、バッキンガム宮殿などの公邸で撮影されますが、2024年はその伝統を破り、もともと病院の礼拝堂だった場所で収録が行われました。 チャールズ国王自身とキャサリン皇太子妃が、2024年、立て続けにがんと診断されたことを受けて、この場所が選ばれたとみられます。 チャールズ国王はまた、2024年の夏にイギリスで起きた暴動に触れ、収束に導いた地域社会の結束を称賛しました。 このスピーチに加えて、ウィリアム皇太子夫妻ら王室のメンバーの公務の様子も放送されましたが、公務から退いてアメリカに滞在中のヘンリー王子夫妻の姿はありませんでした。
フジテレビ,国際取材部