能登半島地震から半年 石川県・馳浩知事が被災地・輪島を視察
北陸朝日放送
能登半島地震から半年が経ったことを受け、石川県の馳浩知事は4日、輪島市内の仮設住宅などを訪れ、現状を視察しました。 輪島市門前町道下の仮設住宅は、279戸が整備されています。 被災者が入居後、初めて仮設住宅を訪れた馳知事。集会所におよそ50人の入居者が集まるなか、仮設住宅を出たあとの住まいについて、意向調査を行った上で選択肢を提示したいと説明しました。 参加者からは、仮設住宅での暮らしや地域の復旧に関する質問や要望が相次ぎました。 知事はこのあと、災害廃棄物の仮置き場を視察しました。 門前モータースポーツ公園は、2月中旬から災害ごみの回収場所に使われていて、5月からは公費解体で発生したごみも受け入れています。作業員35人のうち、15人は地震で漁に出られない輪島市の漁師だと説明を受けていました。 知事はこのほか、大きな被害を受けた総持寺祖院や、航空自衛隊輪島分屯基地などを訪れました。