カージナルス・ヌートバーが特大の5号ソロ 直近先発10戦4本塁打で完全復調兆し
◆米大リーグ カージナルス3―11レッドソックス(19日・米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム) 【動画】ヌートバー、右中間スタンドへ特大5号ソロ! カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(26)が19日(日本時間20日)、本拠地・レッドソックス戦に「2番・右翼、中堅」でフル出場し、4点を追う4回1死走者なしの2打席目に、右中間席へ5号ソロを放った。チームは3―11で大敗を喫し、ヌートバーは4打数1安打1打点。打率は2割1分8厘になった。 力いっぱいに捉えた打球は、グングンと伸びていった。1ストライクからの2球目。レッドソックス先発右腕・ピベッタの、高めの94・6マイル(約152・2キロ)の直球を捉えると、打球速度106・3マイル(約171・1キロ)、打球角度29度で右中間席に飛び込み、飛距離は441フィート(約134メートル)という特大弾だった。 今季はオープン戦中にろっ骨を骨折して、負傷者リスト(IL)で開幕を迎えて出遅れ。4月12日(同13日)に初めて出場していきなり今季初戦で本塁打を放ったが、なかなか調子は上がらなかった。4月終了時点での打率は1割8分。その後もなかなか調子が上向かなかったが、7日(同8日)からのスタメン出場した10試合で4本塁打。直近3戦で2発を放ち、5月はここまで月間打率2割5分9厘とようやく勢いに乗ってきた。 昨季開幕前には侍ジャパンの一員としてWBC優勝に貢献。メジャー3年目だった昨季は、117試合に出場して111安打、14本塁打、46打点、11盗塁、打率2割6分1厘とほぼ全ての部門で自己最高の成績を残した。今季もここまで2、3番を中心に起用されるなど期待は大きい。ここからさらに調子を上げていきたいところだ。
報知新聞社