今季10戦8発のムベウモに移籍の可能性?…ニューカッスル、リヴァプール、アーセナルが関心か
ブレントフォードに所属するカメルーン代表FWブライアン・ムベウモに対し、複数のクラブが関心を寄せているようだ。29日、『テレグラフ』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。 現在25歳のムベウモはトロワの下部組織出身で、2018年夏にトップチームへ昇格した。1年後にはブレントフォードへ完全移籍加入し、右ウイング(WG)を主戦場に公式戦通算210試合の出場で58ゴール42アシストをマーク。在籍6年目の今シーズンはここまで公式戦10試合に出場し8ゴールを挙げるなど、抜群の決定力を発揮している。 報道によると、ニューカッスルがムベウモに対して強い関心を寄せており、1月に控える冬の移籍市場でのオファーを検討しているという。同クラブを率いるエディ・ハウ監督はセンターバック(CB)と右WGの補強が必要と考えており、具体的なターゲットとしてムベウモに関心を寄せているようだ。しかし、仮にニューカッスルが1月にムベウモを獲得した場合、収益と持続可能性に関する規則(PSR)の観点から来夏の移籍市場で主力の売却を余儀なくされる可能性が高いとも報じられている。 なお、ブレントフォードは2026年6月末まで契約を残すムベウモに5000万ポンド(約99億円)程度の値札を付けているという。同選手に対しては、リヴァプールがここ数カ月間に渡って動向を注視しているほか、イングランド代表FWブカヨ・サカのバックアッパーを探すアーセナルも関心を寄せている模様。今後の移籍市場で複数クラブによる獲得競争に発展する可能性もありそうだ。 ブレントフォードで存在感を放つムベウモは、国内強豪クラブへのステップアップを果たすことになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
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