徳島、西谷和希と双方合意で契約解除したことを発表「何とかチームを良くしたいという気持ちではあったが…」|Jリーグ
【国内サッカー・Jリーグ ニュース】徳島ヴォルティスは4日、西谷和希との契約を双方合意の上で解除することを発表した。
現在30歳の西谷は鹿島学園高校から流通経済大学を経て、2016年に地元の栃木SCへ加入。そこで結果を残し、2020年から徳島へ完全移籍すると主力として活躍した。 ただ、今季はここまでJ2リーグ戦2試合の出場のみに。今季は第3節からメンバー外となり、以降も出場機会はなかった。チームは今季、8試合を終えて1勝2分5敗で最下位と低迷。3月31日には吉田達磨監督を解任し、同日付で岡田明彦強化本部長も辞任していた。また1日には島川俊郎が突如、現役引退を発表するなど、クラブ全体が揺れている中、西谷もチームを去ることになった。 西谷はクラブ公式サイトを通じて自身の思いを綴っている。 「徳島ヴォルティスに関わる皆様、4年間本当にお世話になりました。何よりたくさんの苦楽を共にしたファン・サポーターの皆様には僕自身特別な感情がありますし、一番大切な存在で、本当に感謝しています。今回、何とかチームを良くしたいという気持ちではあったのですが、その気持ちとは逆にチーム状況を悪くしてしまうような形になり、結果としてクラブに迷惑を掛けてしまい、本当に申し訳なく思っています。 それでも4年前に徳島ヴォルティスに来て、監督をはじめとするスタッフや先輩方、そしてファン・サポーターの皆様にヴォルティスのサッカーを教えてもらい、それが凄く大好きになり、今でもその思いは変わりません。そして、ヴォルティスに来て長谷川徹さんに出会えたことが大きかったです。本当に僕の憧れで、あの人の背中を見て、今まで一緒に過ごすことが出来て凄く良い経験になりました。徹さんのような選手になれるように、これからももっと頑張っていきたいと思っています。皆様、本当にありがとうございました」