元アナ長谷川豊氏が維新から衆院選出馬へ ブログ炎上「稚拙だった」と謝罪
元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が6日、千葉県庁で会見し、次の衆院選に日本維新の会の公認で千葉1区から出馬する考えを示した。
長谷川氏は、昨年9月に自身のブログで「人工透析患者は実費負担にせよ」などと書き、批判を受けた。会見ではまずブログ炎上について触れ、「大変お叱りを受けた。その後の私の対応も稚拙だった。申し訳ありませんでした」と謝罪。「あれは100%私の誤り。千葉の皆さんのために役に立てる人間になりたい」と述べた。 千葉には社会人以来、20年近く住んでいるという。千葉1区から国会議員を目指す理由として、「(一極集中の)東京はそろそろ限界。地方には宝が眠っている。千葉の再生が日本全体の再生につながる」などと語った。 同席した維新の会の馬場伸幸幹事長は、長谷川氏が同会の衆院の千葉1区支部長に就任したことを発表。問題のブログについて「言語道断だ」とながらも、日本の医療制度、国民皆保険を少子化の中でどう維持していくかとの思いによる発信だったこと、維新の会と基本政策がほぼ一致している、との判断から擁立を決めたとした。 その上で、「(ブログの失敗で)社会から永遠に退場させられるのはわれわれの理念信念とは違う。きちっと謝罪して反省すれば再チャレンジする機会を与えられても当然じゃないか」と、再び立ち上がれる象徴になってほしいと述べた。