練習に熱! 8年ぶりこおりやま市民演劇祭開催 舞台「ユリと百合子」 8日、けんしん郡山文化センター
福島県郡山市のこおりやま市民演劇祭2024に向け、出演者の舞台稽古に熱が入る。市ゆかりのプロレタリア作家宮本百合子を主人公とした「ユリと百合子」で、8日午後3時から、郡山市のけんしん郡山文化センターで開かれる。 市民文化祭実行委員会の主催、市、市教委の共催。市民演劇祭は新型コロナ禍を経て、8年ぶりの開催となる。 郡山演劇鑑賞会事務局の大野沙亜耶さんが脚本・演出を担う。旧桑野村が物語の舞台となったデビュー作「貧しき人々の群」を執筆した10代のユリと、太平洋戦争に翻弄(ほんろう)された百合子。2人の「百合子」を通して物語が進む。 郡山市民を中心に10代~70代の25人が出演する。スタッフと合わせて約40人で舞台を創り上げている。 入場料は小中学生・高校生500円、一般1500円(当日2千円)。チケットは予約サイトや文化センターなどで購入できる。 出演者は「歌あり、踊りありの舞台を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
(郡山版)