「不審な情報は最寄りの税関に」金の密輸が増加中 名古屋税関で年末特別警戒始まる
テレビ愛知
年末に向けて密輸の取り締まりを強化する、名古屋税関の「年末特別警戒」が12月3日から始まりました。 年末、空港では人と貨物の移動が増えるため、これに便乗した金や不正薬物などの密輸事件が多くなると懸念されています。これに備え名古屋税関では、「年末特別警戒」として12月16日まで取り締まりを強化します。 初日の3日は、中部国際空港で税関検査のデモンストレーションが報道公開されました。金を隠し持って入国しようとしている客が手荷物検査を行った後、客がゲート型の金属探知機を通ると…ゲートが反応。身体検査を行うと、服の下に着用したコルセットから金の塊が出てきました。 名古屋税関によりますと、今、金の密輸が増えていて、2024年に入ってから6月までの全国の金の密輸の摘発件数は228件と、2023年1年間の数字を既に上回っています。 名古屋税関 嶋影正樹監視部長: 「密輸を阻止するためにも皆さんの協力が必要。もし不審な情報があれば、最寄りの税関に情報提供してほしい」 密輸についての情報は、「0120-461-961」で受け付けています。
愛知のニュース