スーパー強盗事件「再犯の可能性高い」と検察は懲役5年求刑 弁護側は「主導的ではない」と懲役3年以下か執行猶予を求める 広島・福山
広島県福山市のスーパーで現金約52万円を奪ったとして、強盗などの罪に問われた男の裁判が25日、広島地方裁判所福山支部であり、検察側が懲役5年を求刑して結審しました。 【写真を見る】スーパー強盗事件「再犯の可能性高い」と検察は懲役5年求刑 弁護側は「主導的ではない」と懲役3年以下か執行猶予を求める 広島・福山 起訴状などによりますと、男(29)は、2023年12月、別の男と共に福山市内のスーパーに押し入り、店員に包丁を示して脅し、レジから現金約52万円を奪って逃走したとされます。 25日に行われた裁判で、検察側は「包丁によって傷害を負わせる危険性が非常に高かったことから、犯行態様は極めて危険かつ悪質」と指摘。その上で、職場を解雇されて無職となり、適切な監督者もいないことなどから、「再犯の可能性が高い」として、懲役5年を求刑しました。 一方、弁護側は「犯行計画は単純なもので、移動方法も盗難車を使うなどのような高度な犯行ではない」と主張。別の男が実行を指示するなどしていたとして「主導的ではない」とし、懲役3年以下で執行猶予を求めました。 判決は7月16日に言い渡されます。
中国放送
【関連記事】
- 9歳の女の子死亡 なぜ精神科医は「観賞用」スポーツカーを時速120キロで走らさせたか…裁判で語られた “理由”
- アンガールズ・山根さん「未知の昆虫」大発見!その名は「モトナリ」 テレビ番組ロケで新種を捕まえる 国際的学術誌も認定「日本のコメディアンが発見した」
- 「愛しているからするんだよ」次第に“洗脳”されていき…10年続いた塾講師からの性被害
- 「『ママ来たよ 起きて』 叫んだけれど息子(7)は息を引き取った」 明かされた両親の思い 眠気におそわれ赤信号で… 男(63)の後悔と下された判決
- 野球部の中学生が死亡 「取り返しのつかない極めて重大な事故」市教育長が謝罪 練習中に頭部打撲 その日の夜に容体が急変 広島・廿日市市