なぜか財布から「長野オリンピック記念硬貨」を発見! 売ったらいくらになる? 額面以上で買い取られるケースもあるの?
筆者が持っていた500円玉は
図表1が、筆者の元に紛れ込んだ500円玉です。調べてみたら1998年発行の「長野オリンピック記念(第3次)500円白銅貨幣」というものでした。表の図柄は「フリースタイルスキー」のようです。表面の汚れ方に、流通の跡が感じられます。 【図表1】
筆者撮影 ■長野オリンピック記念貨幣の売却相場は? 買取業者の公式ホームページによると、「長野オリンピック記念(第3次)500円白銅貨幣 フリースタイルスキー」の最高価格は2023年11月時点で「680円」でした。他の貨幣を見ても、額面とそれほど変わらない金額です。 ちなみに記念貨幣は、表面に傷などがないきれいな状態の方が高値になりやすいようです。記念貨幣を購入する場合、コレクション目的の人が多いのですから鑑賞に堪える状態のものに需要があるのでしょう。
まとめ
記念貨幣は1964年に発行されて以来、数多く発行されています。そのため、世の中に流通しているものも少なくないでしょう。 電子マネーが主流になり、現金を持ち歩く機会は少なくなっていますが、時には財布の中の貨幣をチェックしてみると、何か発見があるかもしれません。 出典 財務省 通貨 過去に発行された記念貨幣は、現在でもお金として使えますか 独立行政法人造幣局 記念貨幣一覧 執筆者:橋本典子 特定社会保険労務士・FP1級技能士
ファイナンシャルフィールド編集部