城彰二がサウジ戦の「超MVP」と絶賛したMFは?「ドリブルもパスもできる、フィニッシュまでいける」。クレバーな振る舞いにも感心
鎌田の先制弾をヘッドでアシスト
元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルで森保ジャパンの守田英正を絶賛した。 【動画】敵地で2-0勝利! 城彰二がサウジ戦を振り返る 森保一監督が率いる日本代表は現地10月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選第3戦でサウジアラビア代表と敵地で対戦。ここまで連勝の日本は鎌田大地と小川航基のゴールで2-0の勝利。3連勝を飾った。 完全アウェーでの戦い。苦しい時間帯もあったが、粘り強く守りながら、効率良く点を取って白星を重ねた。城氏は「相手の長所をうまく吸収しながら、耐える時間をしっかり耐えながら、攻撃につなげていけたのは大きかった」と振り返る。 そしてサウジ戦のMVPには守田を選出。ダブルボランチでコンビを組む遠藤航との関係性に言及しつつ、「守田選手はドリブルもできる、パスもできる、フィニッシュまでいける。1点目だってボックスに入っていける、そういった厚みを持った攻撃もできる」と評する。 日本の先制点は、堂安律のサイドチェンジを三笘薫が折り返し、それを守田がヘッドで落として鎌田が押し込む形だった。 さらに城氏は29歳MFのクレバーな振る舞いにも注目。「ドリブルして、相手をかわして、勢い良く行けばいいところを、相手の人数と日本の枚数を考えながら、少しスピードダウンしてもう一回、作り直すとか。このへんのバランスは凄い」と感心する。 攻守の要として絶大な存在感を示した守田。城氏は「超MVP」と称えた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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