大泉洋主演映画『ディア・ファミリー』に有村架純、光石研ら出演 新ビジュアル&新予告も
6月14日に公開される大泉洋主演映画『ディア・ファミリー』の追加キャストとして有村架純ら6名の出演が発表され、あわせて新ビジュアルと新予告が公開された。 【写真】大泉洋、松村北斗、有村架純らが描かれた新ビジュアル 本作は、小さな町工場の経営者だった筒井宣政とその家族が、娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発を始め、その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させた物語を映画化する人間ドラマ。 主演の大泉が坪井宣政を演じるほか、菅野美穂、福本莉子、新井美羽、川栄李奈、松村北斗が出演。映画『君の膵臓をたべたい』や『君は月夜に光り輝く』、『連続ドラマW そして、生きる』(WOWOW)などの月川翔が監督を務める。 新たに出演が発表されたのは、有村をはじめ、光石研、上杉柊平、徳永えり、満島真之介、戸田菜穂の6名。 有村が演じるのは、宣政を取材するテレビリポーターの山本結子。とある過去を抱えており、宣政とIABPバルーンカテーテル誕生の秘密を追いかけている。 光石は、人工心臓の研究を続けている東京都市医科大学の教授・石黒英二を演じる。工学的なものづくり分野において豊富な知識を持つ宣政を受け入れサポートするが、人工心臓の実用化を巡る方針で宣政と対立する存在ともなる。 上杉が演じるのは、東京都市医科大学の日本心臓研究所の研究医・佐々木肇。技術者である宣政のアイデアと熱量に感銘を受け、昼夜問わず研究を重ね、臨床試験を目指そうとする。 徳永は、東京都市医科大学の日本心臓研究所の研究医・柳玲子役を担当。佐々木たちと同じく宣政の存在に圧倒され、人工心臓の開発に向け行動を共にしていく。 満島は、学生に紛れて東大の医学講義を受けていた宣政が出会う博士・桜田純に扮する。桜田は、医療界の法則、ルールなど、全く知識のない宣政の相談に乗る。 戸田が演じるのは、宣政の娘・佳美が入院している小児病室の隣のベッドで、先天性心疾患と闘っていた少女の母親・川野由希役で出演する。 また、新たに発表されたキャストや、家族団らんなどのシーンが加わった新ビジュアルも公開。最新予告では、宣政(大泉洋)が研究開発する中で、山本(有村架純)、石黒(光石研)、富岡(松村北斗)らと関わりを持つ様子と、宣政一家の葛藤が描かれている。妻・陽子(菅野美穂)が夫に寄り添い、ともに研究開発に邁進するさま。余命宣告を受けた佳美(福本莉子)の姉妹・奈美(川栄李奈)と寿美(新井美羽)のやりきれない想い。そして、佳美の“魂の言葉”に涙を堪え切れず、佳美を見られなくなってしまう宣政の姿が描かれている。 山本結子役の有村と石黒英二役の光石からはコメントも到着した。 【コメント】 ●有村架純(山本結子役) 娘を救いたいというただ一つの思いが、カテーテルという計り知れない愛の形を導いた。この物語は奇跡という言葉では語りきれないように思います。私は坪井宜政さんを取材するリポーター役を務めさせていただきましたが、 月川監督や大泉さん、菅野さんとまたご一緒することができてとても光栄でしたし、この物語に少しでも参加できたことを嬉しく思います。どうかこの作品が誰かの生きる力へとなりますように。 ●光石研(石黒英二役) この『奇跡の実話』をスタッフ・キャストが強く共鳴し、映像化に向けて総力を上げて挑みました。 大泉洋さんの、この映画にかける意気込みは凄まじく、僕自身、大泉さんとの対峙は緊張の連続でした。 実は数年前、僕は脳動脈瘤で、そして昨年父が、大動脈の病気でカテーテルを使用し治療して頂き、大事には至りませんでした。 筒井家の皆様の御努力で17万人が救われたと聞きました。父も僕もその一人です。 本作は、そんな筒井家の皆様の愛の歴史です。色々な世代の方に観て頂きたいと思います!
リアルサウンド編集部