【陸上】田中希実が5000mで再び日本記録を更新 世界最高峰DLで堂々3位
◇陸上・ダイヤモンドリーグ(DL)第13戦 女子5000メートル決勝(日本時間9日、ベルギー・ブリュッセル) 陸上の世界最高峰、ダイヤモンドリーグ(DL)で、田中希実選手が女子5000メートルで14分29秒18の日本新記録で3位に入りました。 8月の世界選手権では廣中璃梨佳選手が2021年東京五輪で記録した日本記録を約15秒上回る14分37秒98で8位入賞。それからわずか2週間ほどで約8秒も縮めてみせました。 5000メートルではDL初参戦。レースは先頭が最初の1000メートル2分51秒ほどで刻む中、田中選手も離れずしっかりつきます。そのままキロ3分を切るハイペースでレースは続き、4000メートルを通過後には田中選手が3位に浮上。ケニアの選手が14分26秒46のタイムで1位で駆け抜けると、3秒遅れで田中選手は堂々3位に入りました。 田中選手のタイムはこの記録はアジア記録(14分28秒09)にあと約1秒に迫る好タイム。日本女子トラックのエースが止まりません。 ▽田中選手のラップタイム 1000m 2分53秒3 2000m 5分45秒3 3000m 8分44秒4 4000m 11分40秒1 5000m 14分29秒18