氷点下21℃の寒気 竜巻、突風、ひょう、急な強い雨に注意
通勤通学の時間帯、突然強い風が吹いたかと思うと、今度は雨が降ってきました。空は晴れているのに。 16日朝の大阪での光景。木々が風に揺れて波打っています。 気象庁はけさ、竜巻などの激しい突風や降ひょう、落雷、急な強い雨に注意するよう呼びかけました。 気象庁によりますと、16日は近畿地方の上空約5500メートルに氷点下21度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。 また、低気圧が発達しながら日本海を北東へ進みます。上空の寒気や低気圧に向かって流れ込む湿った空気の影響で、近畿地方では16日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達する見込みです。 全国の広い範囲に、強風注意報、雷注意報、または波浪注意報などが出ています。 気象庁は、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保するよう、呼びかけています。