鎌田大地はプレミアでフィットできるのか。パレスでの起用ポジション、ライバルは?
プレミアリーグへの適正は?
▼プレミアリーグへの適正は? そしてプレミアリーグへの適性も問題ない。技術、俊敏性、サッカーIQを併せ持つ鎌田ならフィジカルコンタクトを避けながらプレー出来るだろう。ワンステップで強いボールを蹴れる点も、寄せが早いプレミアでは重要な資質。守備強度もシャドーなら問題ないはずだ。 唯一の懸念点は言語だろう。20年4月にフランクフルト公式HPに掲載されたインタビューでは「チームにはグループがあって、みんなで連絡を取り合っています。英語でもなんとかなるし、話の内容が理解できれば、ドイツ語も話すようにしている」と明かしているが現時点では、それがどの程度かはわからない。 とはいえ、監督は鎌田をよく知る人物だ。しかも先人たちの活躍もあり、イングランドにおける日本人のバリューはここ数年でかなり上がってきている。英高級紙『ガーディアン』でもこの移籍に対して「フランクフルトの一員として2022年にヨーロッパリーグを制覇して以来、鎌田はグラスナーと再びコンビを組むことになる」と紹介されている。 フリーでの移籍ではあるものの、名もなきアジア人ではなく、唯一のEL王者としてクラブに加入することになるのだ。少なくともマイナスからのスタートと言うことはない。 もちろんプレミアリーグのクラブにフィットするのは簡単ではない。相応の努力が必要だろう。それでも今の鎌田ならば、即フィットする可能性は十分あるのではないか。 文●内藤秀明
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