M!LK・佐野勇斗、「夢のドームツアーに向けて頑張っていきたい」 10周年ツアーファイナル、3時間超ステージ
男性5人組ダンスボーカルグループ「M!LK(ミルク)」が22日、大阪市の大阪城ホールで“10th Anniversary M!LK ARENA TOUR 2024「I CAN DRINK!」”のツアーファイナル公演を行い、3時間を超える熱いステージで超満員の「み!るきーず」(ファンネーム)を魅了。2025年に実施するツアーやアルバムリリースの発表も行った。 「M!LK」は2014年に結成、現在のメンバーは佐野勇斗(26)、塩﨑太智(24)、曽野舜太(22)、山中柔太朗(22)、吉田仁人(25)の5人。結成10周年を記念した初のアリーナツアーを締めくくった今回の公演は、メンバーの塩﨑が演出を担当した。 み!るきーずでぎっしり埋まった大阪城ホールの巨大なスクリーンに、この10年間のライブヒストリーが映し出され、ライブはスタート。暗闇を切り裂く光に包まれた5人がメンバーカラーのきらめく衣装で登場すると黄色い歓声が一斉に上がった。メンバーカラーのピンク色に髪を染めた佐野が「大阪いくぞ!」と全力で気合を入れ、「My Treasure」でオープニングを飾った。 セットリストは、15年のデビューソング「コーヒーが飲めません」、21年のメジャーデビュー曲の「Ribbon」、最新シングル「エビバディグッジョブ!」など、10年間の歩みを振り返る新旧さまざまな楽曲を幅広くラインアップ。 ソロ曲は、佐野が中西保志の名曲「最後の雨」をカバーしたほか、塩﨑が「マッちょっちょ!」、吉田が「カーテン」、山中が「秘密のパレード~誰もいない夢の街で~」、曽野が「さあ今日も一歩ずつ前へ」をパフォーマンス、それぞれの魅力を存分に発揮した。 アンコールタイムには3月5日にメジャーセカンドアルバム「M!Ⅹ」をリリース、そして4月26日の愛知県芸術劇場を皮切りに、全国6都市12公演にわたるアルバムツアー「M!LK CONCERT TOUR 2025 "M!Ⅹ"」を開催することを発表。会場は大きな拍手と歓声に包まれた。 クライマックスを迎え、佐野は「みんなが幸せになることが僕らの幸せなので、これからも幸せにします」とみ!るきーず語りかけ、「夢のドームツアーに向けて、継続して頑張っていきたい」と約束した。
中日スポーツ