駅弁「峠の釜めし」に〝ファン待望の新商品〟 開発に2年の力作…「食べた後も楽しめる」
食べ終わった後にも需要あり
荻野屋のサイトには、釜めしを食べ終わった後の「空き釜の利用方法」というページがあります。本物の陶器を使っていることを生かして、実際にご飯を炊くなどの活用方法が掲載されています。 「他にも、小物入れとして使うなど、釜めしを食べ終えた後の容器を色々なことに活用している方が多いというのは存じておりました」 そんな中、「しっかりと閉められ、容器ごと重ねられるフタがほしい」という要望が寄せられたことが商品開発のきっかけだったそうです。 担当者は「実は、フタの商品化には2年ほどかかっています」と明かします。 密閉できるパッキンがついているほか、フタ上部のくぼみは、別の釜をそのまま重ねられるようにという工夫だそうです。 このフタは、荻野屋のオンラインストアのほか、高速道路のサービスエリアの一部などでも販売されているとのこと。 「喜んでいただけたようで嬉しく思っています。容器やフタともども、これからも峠の釜めしをご愛顧いただけたらありがたいです」と話しています。