wacci 橋口洋平が『美しい日本に出会う旅』で熊本県山鹿市へ 重要文化財の芝居小屋「八千代座」で歌も披露 ナレーターは松下洸平
4月3日(水)放送の『美しい日本に出会う旅』(BS-TBS/BS-TBS 4K 毎週水曜 午後9時~9時54分)は、wacciの橋口洋平が熊本県山鹿市を旅する。 【写真】ギターを手に八千代座の舞台に立つ橋口洋平 この番組は、日本各地のまだまだ知られていない美や伝統など、古くから続く「美しい日本」を再発見していく紀行番組。井上芳雄、瀬戸康史、松下洸平の3人が「旅の案内人」として、週替わりでナレーションを担当している。 普段は旅人が登場しないこの番組だが、年に数回、井上、瀬戸、松下がそれぞれ旅に出る「特別編」や、井上、瀬戸、松下と親交のあるゲストが旅をする企画を放送している。 4月3日放送回では、松下の友人である、5人組バンド「wacci」のボーカル&ギター・橋口洋平が旅人として出演。2023年2月放送の長崎・五島列島の旅に続き、2回目の登場となる。ナレーションは、もちろん松下が担当する。 橋口が訪れたのは熊本県の山鹿市。熊本市内から車で約1時間北上したところにある山鹿市は、昔ながらの風情あふれる町並みの中に伝統的な芸能や手仕事が息づいている。 まず訪れたのは、厳選された熊本県産のお米と良質の天然塩にこだわった“手作りせんべい工房”。ユニークなご主人の元で、橋口もせんべい焼きを体験する。 次に向かったのは「さくら湯」。山鹿には多種多様な温泉が点在しており、「さくら湯」は約370年前に誕生し、山鹿市民に愛されてきた。一度は取り壊されたが、平成24年に日本の伝統工法により木造温泉として復活。橋口は足湯に漬かり、ゆったりとした時間を過ごす。 昼食は、古民家をおしゃれに改装したスープ専門店で。地元の野菜と旬の食材を使った愛情たっぷりのスープを堪能。さらに、山鹿灯籠の専門店へ。夏には「山鹿灯籠まつり」、冬には「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」が行われるなど、山鹿の街を彩る灯籠づくりの職人技を見学する。 旅のメインは、国指定重要文化財となっている芝居小屋「八千代座」。橋口は、人力で操作する“廻り舞台”や“すっぽん”を興味深そうに見学。さらに、灯籠を頭に乗せ優雅で美しい踊りを披露する伝統芸能「山鹿灯籠踊り」を見せてもらう。そのお返しとして、橋口は八千代座の舞台で自身の曲を披露する。 <橋口洋平 コメント> 山鹿に住む方たちはとても心が温かく街の歴史をすごく大切にしていて、でも外から来た人も温かく迎えてくださる。山鹿の旅を通して、人の温もりと街の歴史、積み重ねてきたものの素晴らしさにたくさん触れることができました。 出会った方はみんなステキだったのですが、特に印象に残っているのはせんべい工房の方です。おせんべいを焼くのは初めてでしたが、僕の気分をのせながら楽しんで教えてくださったので、おいしく楽しくおせんべいを焼くことができました。 あとは、灯籠専門店で見学した灯籠が見た目以上に軽くて驚きました。全て紙でできているということを、持ったりかぶったりして実感しました。1つ1つカッターで切って、のりで接着するという職人技にも感動しましたし、現地に行って触れて、そこで初めて気づくということは旅ならではの貴重な経験だと思いました。 旅の最後に八千代座の舞台で歌ったのですが、聴いてくださる皆さんと「届ける、そして受け取る」みたいな“心のキャッチボール”をすごく近い距離でできる会場でした。芝居小屋としての歴史があり、今もさまざまな公演をやっている場所だけあって、積み重ねてきたものがあるなと思いましたね。「またここで歌いたい! wacciみんなで八千代座でライブをやりたい!」と強く感じました。舞台が回る装置やせり上がりもすごかったです。あんな大きなものを人力で動かすなんて! 貴重な体験ができて良かったです。 ◆松下洸平さんにメッセージ 行ったことがない場所に行き、その街の知らない魅力に触れるという、すごく貴重な経験を僕も洸平君も『美しい日本に出会う旅』を通して経験させてもらっているのではないかと、僕は山鹿の旅で感じました。これからも番組にお世話になりたいね(笑)。 今回は2回目だったので、よりスタッフの皆さんと仲良くなって前回以上に楽しく旅ができたので、僕の笑顔も多めだと思います。そこを洸平君のナレーションでよりステキに彩ってくれるとうれしいです。 ◆視聴者へのメッセージ 知らない街を歩いて、初めて会う方とコミュニケーションをとって、何かにトライして…、そんな僕を見ていただくのはこの番組だけです。ウソなく真っすぐに、心を込めてトライしてる姿をぜひ楽しんでもらえたらうれしいです。 <プロデューサー 渡部織映(TBSスパークル)コメント> およそ1年ぶり、2回目のご出演となった橋口さん。本当に素直で真っすぐで、「ありがとう」 はもちろん「おいしい」「うれしい」「かわいい」などなど、感じたことをきちんと言葉で表現してくれる方です。楽しさ全開で旅する橋口さんと触れ合って、山鹿の皆さんもとてもうれしそうでした。どこに行っても大人気なのに、橋口さんは常に「僕、wacciというバンドをやってまして…。ご存じですか?」的なテンション。八千代座に集まったお客さんに「リクエスト曲はありますか?」と問いかけた際、ファンでなければ挙げないであろう曲名を次々に言われ、驚きながらも即興メドレーを披露してくれた姿が印象的でした。“穏やかな人の友だちは皆穏やか”ということで、穏やかな松下洸平さんのナレーションで旅する穏やかな橋口洋平さんの姿を楽しみにしていてください。
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