Brise Audio、HIFIMAN「SUSVARA」専用の音質設計を施したヘッドホンリケーブル「BSHP for SUSVARA」
Brise Audio(ブリスオーディオ)は、HIFIMAN「SUSVARA」専用に音づくりを行なったヘッドホンリケーブル「BSHP for SUSVARA」を10月11日に発売する。価格はオープンだが、税込400,000円前後〜の実売が予想される。ラインナップの詳細は以下の通り。いずれも長さは1.3m/2.5mの2種を用意する。 【画像】「BSHP for SUSVARA」本体構造も専用のものを新開発 【BSHP for SUSVARA】 ・「BSHPSSVR-544」5極 Φ4.4mmプラグ ・「BSHPSSVR-363」Φ6.3mm 1/4TRSプラグ ・「BSHPSSVR-4X1」4pin XLRプラグ ・「BSHPSSVR-3X2」3pin XLRプラグ 同ブランドはSUSVARAを「量感のある低域と豊かな音場、厚みのある中高域、ピークや誇張感の無い穏やかな音色感を持つ」モデルと解釈し、BSHP for SUSVARAはその特徴をより活かせるよう独自の音質設計を施した。 音質傾向は中低域の厚みと高域の繊細さをより充実させ、S/Nと余韻を高い次元で両立させることを目指した。また、高出力ヘッドホンアンプやハイレゾソースを想定し、基礎性能の高い機材環境で楽しめる音質バランスに仕上げたとアピール。チューニング時はSUSVARA本体を導入して比較試聴を繰り返したという。 導体は高機能かつ高純度の銅導体を採用。低能率なSUSVARAはより多くのパワーと電流を確保できるヘッドホンアンプとの組み合わせが想定されるため、線材には「YATONO」から導体量を増加したオリジナル線材を採用。これによって必要とされる電流に対し余裕を確保するとした。 さらに、新たに専用の高音質化多層構造「Quad Spiral構造」を開発し、従来のCNTに加えて、特殊電磁波吸収シールド材やBSシートなど、多くの新素材も投入して設計を行なった。同ブランドの高音質施工ならびに使用パーツによるグレード分けにおいて、最上位である「Ultimateグレード」に近い高音質加工が施されている。 プラグ部分はすべてUltimateグレードのパーツを搭載。ブランドオリジナルの5極4.4mm(OFC)/6.3mm標準(OFC)/4pin XLR/3pin XLR x2を用意しており、バランス/アンバランス接続のいずれにも対応が可能。 ケーブルスライダーはOFC削り出しで成型し、24金ゴールドコーティングで仕上げた。さまざまな素材/形/表面仕上げなどを比較して、音質面においても寄与するよう調整を行なった。
編集部:松原ひな子