槇原敬之「KANさ~ん!見てますか」KANさんが愛したイベントに豪華歌手が集結し「愛は勝つ」大合唱
昨年11月に亡くなったシンガー・ソングライターKANさん(享年61)が長く出演していたFM COCOLOの野外イベント「風のハミング」が27日、靱公園センターコート特設会場(大阪市)で開かれ、ゆかりのアーティストらが追悼の思いを込めて熱唱した。 通称・風ハミは、同局でDJを務めるバンド「スターダスト・レビュー」の根本要(66)、シンガー・ソングライター馬場俊英(57)がKANさんとともにホスト役を務め、ゲスト歌手と上質なコラボを繰り広げてきた大人気イベント。KANさんがメッケル憩室がん療養中だった昨年は番外編として行われた。 今回はKANさんの死去を受け、イベント名に“よければ一緒に”と、KANさんの曲名を追加。KANさんと親交が深かった杉山清貴(64)、「Sing Like Talking」佐藤竹善(60)、「ウルフルズ」トータス松本(57)、槇原敬之(54)が駆けつけ、自身のヒット曲やKANさんの楽曲カバーを披露した。 最後は出演者全員でKANさんの「よければ一緒に」「愛は勝つ」を歌い、場内が大合唱に包まれた。 過去、高確率で荒天に見舞われてきた同イベントがこの日は降雨ナシ。杉山は「よかったですね、天気が!KANちゃんパワーだと思います」と笑顔。佐藤は「やっとちゃんとKANちゃんを送れた気がします」と語った。 槇原は天に向かって「KANさ~ん!見てますか~!?」と大きな声で呼びかけ、トータスは「KANさん、ほんとにこんな機会を与えてくれてありがとう!」と感謝していた。