「メゾン・イチ プリュス 越谷レイクタウン店」外観

　ベーカリーカフェ「メゾン・イチ プリュス 越谷レイクタウン店」（TEL 048-940-8876）が5月28日、「イオンレイクタウンkaze」（越谷市レイクタウン4）2階にオープンした。（春日部経済新聞） 【写真】「発酵バターの越谷クロワッサン」は売り切れが続いているという（関連画像） 　2006（平成18）年に東京・西馬込で創業し、現在は東京・代官山に本店を構え、東京、大阪などで7店舗を運営するブーランジェリー「メゾン・イチ」がプロデュースする新業態の同店。パンに加え、パスタやスイーツ、キッズメニューも提供する「メゾン・イチ プリュス越谷レイクタウン店」は、大阪・梅田店に続く2号店となる。 　店舗面積は207平方メートルで、店内は2つのエリアに分かれる。ソファ席を中心とし、授乳室・おむつ替えスペースも備えるレストランエリアはテーブル席50席。電源やWi-Fiを備える席があるセルフサービスエリアはテーブル席8席、カウンター9席。 　パンのラインアップは、フランス産発酵バターなどを使う「発酵バターの越谷クロワッサン」（396円）、メロンパンのクッキー生地とフィナンシェが2層になっている「パン屋さんのメロンパンフィナンシェ」（385円）、「塩キャラメルカスタードクリームパン」（418円）など約42種を週替わりなどで提供。パンはテイクアウト販売も行う。同店を経営するフードエンジニアリングデザイン（東京都渋谷区）営業本部長の萬俵勇一さんは「42種のパンは全て、5カ月かけて開発した越谷店のオリジナル」と話す。 　フードは、「パンに合う」をテーマに作ったという。ランチタイムには、「チキンと野菜たっぷりポモドーロ」（スープと塩シフォンケーキ1ピース付き＝1,628円）、「タンドリーチキンのパワーサラダ」（スープと塩シフォンケーキ1ピース付き＝1,738円）などがある。15時からのカフェタイムにはスープやフレンチトーストなどを提供する。 　キッズメニューは年代別に用意。乳児用の離乳食は無償提供し、3～5歳向けに「はじめてのお子さまランチ」（858円）や「やさしい風味のおうどん」（550円）など、6～12歳向けに大人の味付け「パスタ」（968円）やハンバーグ、エビフライを盛り合わせた「小学生からのお子さまランチ」（1,078円）などがある。 　萬俵さんは「この場所に以前あったベーカリーカフェ『マディ』には子連れのお客さまが多かった。お客さまのために何かできないかと考え、当店は年代別のキッズメニューを用意したり、お子さまを寝かせやすいようにソファの幅を広くしたり、授乳室を店内に設けたりした」と話す。 　「総菜パンをはじめ、スイーツ系のパンもそろえた。幅広い世代で楽しんでもらえたら」とも。 　営業時間は10時～21時。