「あぁ、ひどいね…」出荷目前で降ひょう…レタスに穴【長野】
出荷の直前に、レタスが「全滅」です。3日午後、東信地域で降った「ひょう」により、葉物野菜に穴が開く深刻な被害が出ました。 葉が薄く柔らかいサニーレタス。ひょうが直撃すると、貫通してしまいます。 ■レタス農家 「ひどいね、ああ、ひどいね。もう出荷する目前だったのに…これ撮ってもらえば良いじゃん、これも出荷にならねえ…」 4月上旬に苗を植え、出荷まであと3日…というところでした。無残にも、ちぎれたレタスが散乱しています。廃棄するしかありません。 ■レタス農家 「経費が高い中、これで収穫という時に、もう全滅ですから、だいぶ影響は大きいです。どうしようもないです」」 佐久・軽井沢地域では、3日午後、大気の状態が不安定になり「ゲリラ雷雨」に。一部では直径1センチほどのひょうが降りました。 御代田町の草越地区では、午後3時ごろに10分ほど、ひょうが降り、サニーレタスやリーフレタスが被害を受けました。 ■レタス農家 「全部、切って捨てて、次の苗を植える、それしか出来ないですよね。切って捨てるのも、すごく大変な作業なんですよね」 一夜明けた4日朝も、降り積もったひょうが畑に残っていました。この一帯は、去年夏に続き、2年連続で被害を受けました。 ■レタス農家 「今年は本当に、広範囲すぎて、びっくりしちゃっています。怖いです、天気が」