オールザワールドが英障害G1チャンピオンハードルに登録 出走なら日本馬59年ぶりの挑戦
東京ハイジャンプ3着のオールザワールド(牡8、中竹)が英愛障害競走の最高峰「チェルトナム・フェスティバル」開催(3月11~14日)のメイン競走の1つとなるチャンピオンハードル(G1、芝約3300メートル、英チェルトナム=3月11日)に登録を行ったことが15日、分かった。管理する中竹和也調教師(60)が明かした。出走が実現すれば、日本馬の海外障害レースへの参戦はチェルトナム・フェスティバルにも出走した66年フジノオー以来、59年ぶり。 中竹師は今回の挑戦について「距離的にも日本の馬にはいい距離。自分も(チェルトナムで)乗ったことがあるけど粘土質の路盤で、障害はハードルで高くないので日本のフェンスのように飛べるというのはいいと思う」と前向きに話した。鞍上は主戦の森一馬騎手(31)を予定。規定の重量は約74キロなど未知の部分も多いが、「日本みたいなスピード競馬ではないからね。あとは馬場と斤量が鍵。ジョッキーは障害レースなので、乗り慣れた騎手の方がいい。オールジャパンで」と力を込めた。