「日産GT-R」がニュルブルクリンクの量産車最速7分27秒56を記録【今日は何の日?4月16日】
一年365日。毎日が何かの記念日である。本日4月16日は、2008年12月にデビューした日産自動車「日産GT-R(R35型)の2009年モデルが、ドイツ北西部のニュルブルクリンク北コースで世界最高水準のラップタイムを叩き出し、その実力を世界に見せつけた日だ。 TEXT:竹村 純(Jun TAKEMURA)/PHOTO:三栄 ニューモデル速報 第540弾「新型GT-Rのすべて」、clicccar 【画像を見る】日産GT-Rの詳細を見る
最強の走りを目指したR35型GT-Rがニュルで記録を更新
2009年(平成21)年4月16日、前年にデビューした「日産GT-R(R35型)」2009年モデルに改良を加え、ドイツのニュルブルクリンク(通称:ニュル)北コースでタイムアタックを敢行。量産車としては最高水準であるこれまでのGT-Rの記録を上回る7分27秒56を記録したのだ。
GT-Rの元祖は、3代目スカイライン(ハコスカ)2000GT-R
GT-Rを初めて名乗ったのは、1969年に3代目スカイライン(通称:ハコスカ)に設定された「スカイライン2000GT-R(10型)」である。 ベースのL20型/2.0L直6 SOHCエンジンの代りに、S20型/2.0L直6 DOHCエンジンを搭載したレースで勝つために設定された最強グレード。その年のJAFグランプリレースで優勝を飾り、以降1972年まで国内レースで破竹の49連勝という金字塔を打ち立て、ここにGT-R伝説が始まった。 このS20型エンジンは4代目“ケンメリ”にも搭載され、1973年にスカイラインGT-R(110型)を名乗ったが、排ガス規制に対応できず、わずか3ヵ月という短命モデルに終わった。その後、一時GT-Rの名は封印されたが、1989年にエンジンを2.6Lに拡大したツインターボ(RB26DETT型)を搭載したスカイラインGT-R(R32型)が復活した。 その後、9代目R33型(1995年~)、10代目R34型(1999年~)にスカイラインGT-Rがラインナップされたが、2002年に強化された排ガス規制に上手く対応できず、スカイラインGT-Rは一旦、生産を終えることになった。
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