【広島】新井監督「ちょっとしたところの歯車がかみ合えば…」50戦目で昨季に並ぶ13度目無得点/一問一答
◆日本生命セ・パ交流戦 広島0―5日本ハム(4日・マツダスタジアム) 広島が両リーグ最多となる10度目の完封負けで今季ワーストの5連敗を喫した。交流戦は7年ぶりの開幕連勝という好スタートを切りながら、その後は21年(2分け挟む8連敗)以来の5連敗。2位から変動はないが、首位・巨人まで1・5ゲーム差に広がった。 打線は9回1死満塁の好機でも1点も奪えなかった。3度の0―0引き分けを含めて13度の無得点は、50戦目にして昨季に並んだ。47イニング連続で適時打なしと、貧打に苦しんでいる。 先発・床田は3回まで打者9人をわずか20球で料理しながら、4回以降に毎回の9安打と崩れた。6回はバントを処理した自身の一塁悪送球で4点目を献上した。7回で被安打9、4失点はともに今季ワースト。7勝目ならず、球団の日本人左腕で03年に8連勝した高橋建2軍投手コーチ以来21年ぶりの5連勝も逃した。新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。 ―床田投手について 「相手の各打者が振れているというのもあるんだけど、いいアプローチをされたなと見えました」 ―4回と5回は2死からの失点 「トコ(床田)は毎回ゲームを作ってくれている。こういう日もあるし、今日は相手のアプローチが良かった。また次に備えてもらいたいと思います」 ―相手先発・北山投手について 「真っ直ぐが強いよね。あと高めの直球がフケ気味になっていた。結果的に点を取れなかったので、また明日に向けて自分が考えたい」 ―5月18日以来に末包選手を4番で起用した 「相手ピッチャーと今のウチの打者を考えた時に、今日は(5番から)1つ上がってもらった。キク(6番の菊池)も前のカードで状態も内容も良かった。ランナーがいるところでいってもらいたいなというイメージで、今日は打順を変えました」 ―交流戦の初見の投手のアプローチの難しさも 「そこは相手も一緒だと思います」 ―連敗が続く 「しっかり反省して、また切り替えて明日の試合に臨みたいと思います」 ―交流戦の難しさ 「私は別に難しいとは感じない。ちょっとしたところの歯車がかみ合えばと思っています。全然、難しいとは思っていません」
報知新聞社