厚労相「調査の早期進展促す」 小林製薬の計画受け
小林製薬(大阪市)の紅こうじサプリメントを摂取後に死亡した疑いのある事例が新たに76人判明した問題を受け、武見敬三厚生労働相は2日の記者会見で、同社から受け取った調査計画について「期間を短縮できるよう必要な助言を行っている。しっかり管理し、調査の早期進展を促していきたい」と述べた。 厚労省によると、小林製薬は6月29日、調査を進めるに際しての遺族や医療機関の同意、情報収集の開始時期や終了時期の見通しなどを示した計画を提出した。 武見氏は今後、調査の進捗状況などによっては、必要に応じて厚労省が直接調査をすることもあり得るとの考えを示した。