ジーター氏の“経営手腕”をマーリンズ元幹部が痛烈批判「球団を破滅させた」
元ヤンキースのスーパースターで米「FOXスポーツ」の解説者としておなじみのデレク・ジーター氏(50)が批判にさらされている。 ジーター氏は2017年10月から22年3月までマーリンズのオーナーである最高経営責任者(CEO)を4年半にわたって務めたが、結果は伴わず、今季も100敗してナ・リーグ5位。長らく浮上できない原因がジーター氏にあるというのだ。 マーリンズの元社長のデビッド・サムソン氏は「彼はチームが失敗するように仕向けたとしか思えない。そしてそれが起きた。彼の運営は完全にチームを破滅させた。それまでの我々のやり方を批判し、私よりもずっとひどかった」とSNS「ファウルテリトリー」で痛烈に批判した。 以前から同様の指摘をしてきたサムソン氏によると、ジーター氏に運営を任せてから状況が悪化。客足は遠のき、テレビ放映権契約、給与問題、スポンサーの拡大、優勝とすべての目標が達成できず、編成を含めてチームを危機的状況に追いやった元凶だという。 5度のワールドシリーズ優勝を誇り、ピンストライプの象徴とされた英雄も経営のセンスはなかったということか…。 米メディア「エッセンシャリースポーツ」はサムソン氏の主張を取り上げ「キャプテンクラッチかもしれないが、CEOとしては実力を発揮せず、チームはいまだに苦しんでいる」と報じている。
東スポWEB