ショーン・メンデス、5thアルバム『ショーン』発売日を延期「もう少し時間が必要」
現地時間2024年10月9日、ショーン・メンデスが、5枚目のスタジオ・アルバム『ショーン』の発売日を、当初の10月18日から11月15日に変更するとX(旧Twitter)で発表した。 「やあ、みんな」とメンデスはハートの絵文字を添えて前置きし、、「チームと一緒に、アルバムのリリース日を11月15日に延期することに決めました。新しいインスピレーションとアイデアを形にするために、もう少し時間が必要です。みんな大好きだよ。辛抱強く待ち続けてくれてありがとう。今後予定されているいくつかのライブで、みんなに会えるのが待ちきれないよ」と続けた。 メンデスは、現地時間7月31日に、セルフ・タイトルのアルバム『ショーン』が10月18日にリリースされることを最初に発表していた。当時、12曲入りのトラックリストを公開し、2曲のシングル「Why Why Why」と「Isn't That Enough」が8月8日に先行リリースされることも告知した。 さらに、メンデスはアルバムのトレイラーとして、森の中でキャンプファイヤーを囲む友人たちとギターを弾きながら、「Isn't That Enough」を歌う映像も公開した。彼はキャプションに「音楽は本当に薬になる。2年前の僕は、自分が何者なのかまったくわからない感じだった。1年前は、完全にパニックに陥らずにスタジオに足を踏み入れることさえできなかった。でも、今は完成した12曲と共にここにいられることが、まるで贈り物のように感じている」と綴っていた。 続けて彼は、「正直、友人や家族に感謝している。人生は時に厳しいけれど、深く信頼できる少数の仲間がいれば、乗り越えることができる。彼らがいなかったら、このアルバムを作るどころか、この数年をどうやって乗り切ったか、全く想像がつかないよ」と語った。 メンデスは、ファンへの感謝も忘れておらず、「そして、いつも信じられないほど応援してくれて、忍耐強く見守ってくれ、愛情を注いでくれたみんなへ、心の底からありがとう。このアルバムを気に入ってくれることを願っている。本当に、本当に。僕がそうであったように、君たちもこのアルバムを聴いて、少しでも温かい気持ちや地球との繋がりを感じてくれたら嬉しいよ」と述べていた。 『ショーン』は、2018年のセルフ・タイトル作『ショーン・メンデス』、2020年のアルバム『ワンダー』に続く、メンデスにとって5枚目のスタジオ・アルバムだ。今回のアルバムは、メンデスが、スコット・ハリス、マイク・サバス、ネイト・マーセロー、エディ・ベンジャミンと共同で作曲・プロデュースを手掛け、エイミー・アレンとイーサン・グルスカも作曲に参加している。 この新作は、メンデスが2022年の【ワンダー・ツアー】をキャンセルして以来、初めてのフル・アルバムとなる。