YOASOBIのアイドル踊ります!ダンスの先生は高校生 一緒に踊って自分の殻を破ろう【長野・上田市】
先生は高校生です!上田市で、高校2年生が小学生向けにダンスの授業をしました。 上田市立東(ひがし)小学校を訪れたのは上田染谷丘(うえだそめやおか)高校の2年生、ダンスサークルに所属する4人です。 「きょうはどんなダンスを披露しますか?6年生が踊れるような楽しい曲を準備しています。」 「例えばどんなやつ?」 「アイドル、YOASOBIのアイドル。知ってますか?」 「ギリギリ分かります(爆笑)」 4人は去年7月から、ダンスで地域に貢献しようと「地域貢献し隊」を結成し、イベントの手伝いしながら活動を続けてきました。 ■高校生 「コロナ禍で人との関わり合いが少なくなってしまった中でもっと増やしたいなと思って地域とのかかわりを。自分たちダンスが好きなのでダンスを交えて人と関わりたいという気持ちで」 3学期の体育がダンスということで、休み時間も練習に励む児童も多いそうです。 ■6年生 「腰の動きとか手の動きとか細かな動きもちゃんと見て踊れるようにしたい」 「高校生みたいなダンスのスキルを身に着けている人に教えてもらうことはあんまりないから新鮮な経験というか、特別な気持ちです」 6年生34人は用意された3曲のうち、好きな曲を選んでそれぞれの先生から教えてもらいます。 「右手が前で」「そこからまず腕を放り投げます。後ろにこうやって投げます」 ■6年3組担任教諭 「普段なかなか殻を破れない子たちもいるけど、みんなと一緒に踊ることで自分の殻破ったりとか中学に向けての準備になるのかな。」 「私も初めてこんなに頑張って踊っているところ見ました。」 しかも教頭先生がめっちゃ上手。 「教頭先生なかなかやりますね?」「いえいえいえいえ」 繰り返し練習することで少しずつ形になってきました。 「おー、すごい、出来てる!」 そして最後に練習の成果をみんなの前で披露します。 「めっちゃ楽しかった、やっぱ教えるのうまいね高校生。」 「ダンス部に入ろうかなと思いました。楽しかったです、すごく、恥ずかしかったけど楽しかったです」 「一番難しいのを出来た達成感がすごい楽しかったです」 「最初は結構男の子とかは心開いてくれないような顔をしていたが、最後のほうはマスクしていても分かるくらい口角が上がっていたり発表した時は結構みんな笑顔になって、それが楽しかったかなと思います」 この「地域貢献し隊」は子どもから高齢者まで幅広い世代をターゲットに活動していて、今後はデイサービスでもダンスを披露したいということです。