「妃教育から逃げたい私」25年放送決定 主人公・レティシア役に白石晴香、王子・クラーク役に福山潤
テレビアニメ「妃教育から逃げたい私」の放送が2025年にスタートすることが決定し、白石晴香と福山潤の出演が明らかになった。メインスタッフ情報と2種のティザービジュアルも公開されている。 同作は、主婦と生活社のウェブ漫画・小説サイト「PASH UP!」に掲載されている、沢野いずみ氏による恋愛ファンタジー小説と、そのコミカライズ版のアニメ化。アスタール王国の王子クラークの婚約者として、幼い頃から厳しい教育を受けてきたレティシアは、自由を求め婚約の破棄を願っていた。そんななか、クラークが見知らぬ女性をエスコートしている場面を目撃したレティシアは、これ幸いと別れを告げて田舎で気ままな暮らしを始める。だが結婚を諦めないクラークはレティシアを追いかけてきて、彼女に対してまっすぐな愛情を伝えてくる。シリーズ累計発行部数は250万部を突破しており、小説最新第3巻が5月31日に発売された。 白石が、妃候補でありながら厳格な妃教育から逃げ出したい主人公のレティシア役を担当。かつて運命的な出会いを果たしたレティシアに一目ぼれし、幾度となく逃げ出す彼女を追いかける王子クラーク役を福山が演じる。なお白石は、23年11月に公開されたコミカライズ版のCMでナレーションを担当していた。 監督・キャラクターデザインには「DIABOLIK LOVERS」(監督)の田頭しのぶを迎え、シリーズ構成をノベライズ版「キングダム ハーツ」シリーズの金巻ともこが担当する。アニメーション制作は「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。」のEMTスクエアードが行う。 ティザービジュアルは「逃げる妃候補。」のレティシアと、「追いかける王子。」のクラーク、2人の姿をそれぞれ描いた2種が公開されている。 キャスト、スタッフ、原作関係者からのコメント全文は以下の通り。 【白石晴香(レティシア役)】 レティシア役の白石晴香です。 「ドタバタ胸きゅんラブコメディ」という表現がとてもしっくりくる作品だと思います! キュンキュンするけど気がつくと声を出して笑っていて、全員の恋を応援したくなりました。 葛藤しながらも少しずつ前に進んでいく“恋愛追いかけっこ”を楽しく演じられたらと思います! 【福山潤(クラーク役)】 クラーク役の福山潤です。 レティシアを一途に想い、愛を最大限に表現して行動するクラーク。 見ていて恥ずかしくなるほどのレティシアへのクラークの愛を私も楽しんで向き合っていきます。 ご期待くださいませ! 【田頭しのぶ(監督・キャラクターデザイン)】 テレビアニメ「妃教育から逃げたい私」の監督とキャラクターデザインを務めます田頭です。 レティシアとクラークの可愛らしい恋物語と、2人を取り巻く仲間たちとのドタバタラブコメディを楽しんでいただけたらうれしいです。 スタッフともども頑張っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。 【沢野いずみ(原作)】 「妃教育から逃げたい私」アニメ化決定! うれしすぎて飛び跳ねたのは私です。 皆様からの応援、関係者の皆様、漫画家の菅田うり先生のおかげです! ありがとうございます! アニメ化の話をもらった時は、本当に? と思いましたが本当でした! 完全な悪人が出てこないけど、登場人物みんな人間らしい話を書いてみたくて書いた作品です。 なので完全無欠の超人的なキャラクターはいないのですが、人間臭さを感じてもらえたらうれしいです。 アニメで動くみんなもきっと可愛く個性的で面白いので、ぜひ見てくださいね! 私も放送をワクワクして待ってます! 【菅田うり(コミカライズ)】 読者の皆様、ありがとうございます!! アニメになると聞いた日の興奮は忘れられません。 小説でレティシアとクラークの物語を読んだ時に「面白い!」と思った感覚を読者さんと共有できて本当にうれしいです。 アニメってすごいですね……! 監督をはじめ、今私でも把握できないほどのたくさんの方々が作品を作ってくださり、届ける準備をしてくださり……この全ては観てくれる方に繋がっているんですね。沢野先生からどんどんバトンが渡っていくこの一連の流れに関わることができて、私は幸せです。 レティシアは、自分の役目をわかっていながらも、自分の気持ちを大切にしています。まだ16歳の女の子。悩みながら試行錯誤しながら、納得のいく人生を掴んでいく姿に私も励まされました。おりこうさんなんてつまらない! ちょっと私も木登りしてきますね! 放送をお楽しみに。