【巨人】丸佳浩がプロ17年目で初の開幕戦で猛打賞「チームにも僕にも大きいヒット」
◆JERAセ・リーグ 巨人4―0阪神(29日・東京ドーム) 巨人・丸佳浩外野手(34)が29日、阪神との開幕戦で猛打賞を記録し、4―0の勝利に貢献した。 とどめの一打だった。3点リードの8回1死一、三塁、丸は加治屋のカットボールに差し込まれながらも中前に運んだ。「チームにとっても、僕にとっても、大きいヒットだと思います」。この適時打で3安打目を記録し、開幕戦では自身プロ17年目で初となる猛打賞となった。指揮官も「丸のタイムリーがあったからこそ、終盤に楽になったと思います」と感謝した。 この日は「7番・左翼」で先発。3回先頭、青柳の144キロ直球を右前にはじき返し、今季チーム初安打を記録した。「1打席目に出たんでね。その流れで乗っていけたかな」。この試合前まで、青柳との通算成績は42打数19安打、打率4割5分2厘、3本塁打、11打点。今年も青柳キラーぶりを発揮した。 6回にも左腕の島本から右前安打を記録するなど、いきなり3安打。オープン戦から状態の良さを継続している。「監督も言ってましたけど、今日はもう終わったので。明日、あさってと負けたら意味ないですから。まずしっかり明日取れるようにやっていきたい」。背番号8が上々のスタートを切った。
報知新聞社