ASUS新型スマホ「Zenfone 11 Ultra」が日本発売。大型化&AI機能の実用度を探る
リアルタイム通話翻訳など、便利なAI機能を搭載
Zenfone 11 Ultraでは高性能なチップセットを活かし、クラウドにアクセスするのではなく、オンデバイスでAIを活用できる機能が複数追加されている。 壁紙用の画像をAIで生成できるほか、通話時のノイズキャンセリングにもAIを活用。このほか写真やアプリ、設定などの検索機能もAIを用いて強化されている。 ベータ版だが、通話を自動翻訳してくれる機能や、レコーダーの自動文字起こし機能も提供する。 天気予報サービスに電話をかけて、日本語から英語への翻訳を試したところ、自動翻訳および読み上げがスピーディーで、これらなら十分に実用的なのではないかと思えた。 さらに、レコーダーでは、設定した言語でリアルタイムに文字起こしができるだけでなく、その内容を要約することも可能。 筆者のような執筆業の利用シーンで言えば、インタビュー取材後にすぐ取材内容の要約を作成してシェアできれば、同席できなかった編集者への報告なども、もっとラクにできるようになる。
太田百合子