手延べそうめんづくりが最盛期 コシの強さとのどごしが自慢 愛知
愛知県安城市の和泉地区で手延べそうめん作りが最盛期を迎えている。間杉(ますぎ)手延製麺所では、小指ほどの太さの麺を、さらに竹の棒で直径1ミリ、長さ3・6メートルまで延ばす作業が行われており、2日間かけて600食を作る。
和泉地区の手延べそうめんは、江戸時代に始まったとされ、いったん乾燥させた麺を湿った風にあてる「半生もどし」が特徴。昔ながらの製法を守るのは5軒ほどといい、同社は「コシの強さとのどごしの良さを味わってほしい」と話している。