<勇敢・豊川/紫龍・愛工大名電>’24センバツ 選手紹介/4 /愛知
■豊川 ◇50メートル走5.9秒の快足 林優翔外野手(1年) 50メートル走5・9秒の快足で相手をかき乱すチームのリードオフマン。昨夏以降の公式戦17試合で4割4分4厘の高い打率を残す一方、チーム2位の8盗塁を決め、試合の流れを作ってきた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 「強く低い打球を打ち、とにかく塁に出る」と常に意識して打席に立つ。甲子園でも「打率5割」を目標に、出塁後は走りまくるつもりだ。 愛知県岡崎市出身。将来の夢は「スポーツ系の仕事に就く」こと。好物はイチゴ。 ◇打率5割超、6本塁打 モイセエフ・ニキータ外野手(2年) 自身の長所を「打率が残せて本塁打を打てるところ」と分析。昨夏以降の公式戦17試合で6本塁打を含む35安打34打点、打率5割5分6厘とチームの快進撃を支えてきた。 チームが劣勢になると「ニキータまで回せ」と声が飛ぶ。プロも注目の頼れるスラッガーは「この冬の練習で成長したところを甲子園の結果で示したい」と意気込む。 愛知県阿久比町出身。将来の夢はプロ野球で活躍することだ。好きな食べ物は焼き肉。 ■愛工大名電 ◇豪快スイング持ち味 石島健外野手(2年) 豪快なスイングが持ち味の右のスラッガー。冬恒例1日1000本のティー打撃では「試合を想定し、少なくとも毎日1500本は振った」。周囲から「努力家」と評される。 チームの副主将。1年夏に代打で出場した甲子園が忘れられず「またプレーしたい」と努力してきた。「今大会第1号のホームランを打つ」と意気込む。 茨城県結城市出身。将来は「ごめんなさいと、ありがとうがちゃんと言える人」になりたい。好物はすし。 ◇体力強化、最速149キロ 伊東尚輝投手(2年) 最速149キロの右腕。昨秋の公式戦ではけがなどの影響で出遅れたが、東海大会決勝では劣勢に立たされた一回途中からマウンドに上がり五回まで粘投。反撃の流れを作った。 入学以来、体力の強化に努め、体重は8キロ増えて86キロになった。投球練習では捕手のミットを大きく鳴らし、今大会で「球速150キロを出す」と語る。 愛知県一宮市出身。将来の夢はメジャーリーガー。好物はしょうゆラーメン。=随時掲載