７回裏１死一、二塁、右越え３ランを放ちナインとタッチする小園

◇21日　「ラグザス　presents　第3回　プレミア12」　2次リーグ　日本9―1米国（東京ドーム） ◆侍ジャパン・高橋宏斗、笑顔で清水達也を出迎え【写真】 　大会連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」が、4チーム総当たりの2次リーグ初戦でアメリカに逆転勝ち。小園海斗内野手（広島）の3安打2本塁打7打点の活躍もあって、今大会無傷の6連勝を飾り、国際試合25連勝となった。 　打線は1点を先制された直後の5回に3得点ですぐさま逆転した。1死から7番・源田、8番・佐野の連続安打で1死一、二塁の好機をつくると9番・坂倉が同点の適時二塁打。下位打線で得点を奪うと、その後、2死一、三塁から小園が右翼への2点三塁打を放って勝ち越し。小園は2点リードの7回にダメ押し3ラン、8回に2打席連続の2ランを放ち、この日7打点をマークした。 　投手陣は先発の高橋宏が4イニングを2安打無失点の好投。1回を3者連続三振に仕留めるなど8つの三振を奪った。2番手の隅田は2イニングを2安打1失点。登板直後の先頭打者に先制ソロを許したが、同じく2番手で登板した前回15日の韓国戦（台北ドーム）に続く勝利投手となった。3番手の北山と4番手の藤平は、ともに1イニングを無失点。最後は横山が締めた。 　次戦は22日に東京ドームで1次リーグA組を4勝1敗の首位で突破したベネズエラと対戦する。