不条理な出来事に立ち向かう、台湾・緑島の収容所を描いた「流麻溝十五号」予告
台湾映画「流麻溝十五号(りゅうまこう じゅうごごう)」の予告編がYouTubeで解禁された。 【動画】台湾映画「流麻溝十五号」予告編はこちら 本作は多くの人々が政治犯として投獄された台湾の白色テロ時代、再教育施設と監獄が置かれていた緑島を舞台にした物語。一度入ったものは出ることができず、家族すらも立ち入りが許されていなかった同地で、生活や名前を奪われても真の自由を切望した3人の女性の物語がつづられる。ユー・ペイチェン、リエン・ユーハン、シュー・リーウェン、シュー・タオ、ジャン・ユエがキャストに名を連ねた。 映像では登場人物たちが「誠実な心を持つ高校生」「正義感の強い看護師」「妹を守るため囚人となったダンサー」とテロップで紹介される。そして信念を曲げず、不条理な出来事に立ち向かっていく姿が次々と映し出された。 「花様(かよう)~たゆたう想い~」のゼロ・チョウが監督を務める「流麻溝十五号」は7月26日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国で順次公開される。 (c)thuànn Taiwan Film Corporation