ドランクドラゴン・鈴木拓

　お笑いコンビ、ドランクドラゴン鈴木拓が２１日配信された鬼越トマホークのＹｏうＴｕｂｅチャンネルに出演。レギュラー出演していたフジテレビのバラエティー番組「はねるのトびら」でのブチ切れ事件を明かした。 　ある日、「はねる」とナインティナイン、極楽とんぼらが出演していた「めちゃ×２イケてるッ！」との対抗戦的な放送が企画されたという。「はねる」の総合演出は気合満点で、出演者を集合させ「あいつらの言うことにはもう笑うな。全員たたき斬るつもりで行ってこい。だっておまえら、刀を鞘から抜いてしまったんだから、斬るしかねえ」と指示を出したという。 　鈴木は、「バカじゃねえの。変なこと言ってるわ」とあきれたという。「めちゃイケ」出演者は尊敬する先輩であり「仲良くみんなで番組ができたらいい」と考えていたが、総合演出の発言に感化されたのが２人いた。それがキングコングの西野亮廣と梶原雄太で、「やってやりますよ」と鼻息荒くしていたという。 　その会合が終わり、駐車場に行くと、梶原が待っていたという。先輩の鈴木の愛車にヒジをついた寄りかかった姿勢で、「オレ、めちゃイケやるときに鈴木さんが起点になると思うんですよ」とイジられキャラの鈴木が真っ先に、ターゲットにされると指摘。「ちょっと今からお笑いを伝授しますから、それをやってくれないっすか？」と指示してきたという。 　先輩にカマすボケを授け「鈴木さんが一発目に振られたら、言って下さい」という梶原に「こっち年上だし、先輩だけど、伝授って何それ？」「バカじゃねえの、こいつ」と思った鈴木。内容は配信では明かされなかったが、さすがの鬼越も「言えないでしょ」とドン引きした。 　梶原には適当にごまかしたが、その後、酒席に合流した相方の塚地やインパルス板倉から「そんなの言ってもカットされるし、面白くないし、やめた方がいい」と止められたという。特に強く止めたのがロバート山本。「絶対ダメだよ。なにがあってもダメ」とキツく言ってきたので「言わない」と約束したという。 　収録が始まると、「めちゃイケ」チームの岡村隆史と加藤浩次が鈴木をイジってきたという。そこに梶原が「ちょっと待って下さいよ。オレね、コイツにウケる話を伝授したんすよ」と急に割り込んできた。 　「めちゃくちゃなフリですね」と驚く鬼越に、鈴木は「めちゃくちゃでしょ。本当に才能ねえなと思って。バカがよ！」と回顧。梶原にブチ切れ「お前がなに言ったか覚えてるの？」とタンカ。山本や板倉、塚地ら前夜の相談メンバーが必死に止める中「ごめん、走り出したら止まんねえよ」と宣言。伝授されたウケる話をしたという。 　しかし案の定、現場はシーン。「『止めろ、止めろ』となって、ディレクターに呼ばれて、めちゃくちゃ怒られた」という。ほくそ笑んで「あーあコイツ言っちゃったよ」という表情をしていた梶原に「ウケねえって言ったろ、バカ野郎」と言い放つと、梶原は爆笑。鈴木は「あのくっそ寒い感じ」と梶原の態度を思い出しても激怒していた。