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（ブルームバーグ）： 株式取引アプリを運営する米ロビンフッド・マーケッツは、米消費者向けのクレジットカードを発表した。

同社の26日発表によれば、この「ロビンフッド・ゴールドカード」はサブスクリプションベースの「ゴールド」プログラムのメンバーのみに提供され、年会費や海外手数料は無料。全てのカテゴリーで３％のキャッシュバックが得られる。

ブラッド・テネフ最高経営責任者（ＣＥＯ）はインタビューで、「われわれの目標は、この市場に大々的に参入することだ」と発言。「クレジットカードを作り、それを顧客が利用するというだけではわれわれは満足しない。業界をリードし、前進できるような商品を展開していきたい」と述べた。

ロビンフッドは、リテールブローカーの枠を超えてサービスを展開している。2023年初めには、リタイアメントに備えた商品を発表。同年末までに約50万のリタイアメント口座が開設され、入金額は17億ドル（約2570億円）に達した。テネフＣＥＯによれば、この額は今年２月までに30億ドル余りとなり、ほぼ倍増した。

テネフＣＥＯは27日に行ったブルームバーグテレビジョンとの別のインタビューで、「資産の管理を１カ所にまとめることで、エコシステム上の利点がある。それは顧客にとってだけでなく、ロビンフッドの事業にとってもだ。クレジットカードによりそれが加速すると、われわれは考えている」と発言。「われわれは急成長しているが、まだまだ成長し、市場シェアを拡大する余地はある。実際にトレーディングの分野だけでなく、資産の分野でも市場シェアを獲得してきている」と述べた。

原題：Robinhood Unveils Credit Card in Further Push Beyond Trading (3)（抜粋）

--取材協力：Edward Ludlow.

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