デジタルで暮らし豊かに 北日本新聞社で「ローカルメディアハッカソン」、県内学生がアプリ・サイト開発競う
デジタルの技術やアイデアをチームで競い合う「とやまローカルメディアハッカソン2024」が19日、北日本新聞社で始まり、富山県内の大学生や専門学生ら16人が「富山のくらしを豊かに楽しくする」をテーマに、デジタルサービスの開発に向けて意見を出し合った。北日本新聞社の創刊140周年記念事業。 情報技術を通してより良い郷土の未来を創造するきっかけにしようと開いた。ハッカソンは、「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、短期間でアプリやウェブを開発する手法。今回は総合情報サイト「webunプラス」などを活用してもらい、最優秀チームを決める。 この日、参加者はサービスの利用者や利用する背景などを想定した上で、理想のツールについて話し合った。「県内のイベントを地図で見られるサイト」「農業の現場を知ることができるツール」など多彩な意見が出た。県立大工学部4年の村上浩輔さんは「プログラミングを楽しんで、他の学校の人とも交流する機会にしたい」と話した。
参加者は23日から制作を開始。最終日の24日に完成品をプレゼン、実演する。北日本新聞社主催。県立大共催。富山大、富山高専、富山情報ビジネス専門学校、日本オープンシステムズ協力。北陸電力グループ、北陸銀行後援。