津軽鉄道 冬の風物詩「ストーブ列車」運行開始 地酒とスルメで“新たな出会い”も
青森朝日放送
津軽の冬の風物詩、津軽鉄道のストーブ列車の運行が始まりました。 毎年、冬限定で運行される津軽鉄道のストーブ列車。12月1日には津軽五所川原駅で一番列車の出発セレモニーが開かれました。 「それでは、出発進行!」 そして、津軽鉄道のキャラクター「つてっちー」や、制服に駅長帽を被った子どもたちが見送る中、一番列車が出発しました。 【寺崎美佑アナウンサー】 「ストーブ列車といえば、こちらのだるまストーブですよね。網の上ではスルメが焼かれています。スルメの香ばしい香りが広がっていますよ」 乗客たちはスルメをつまみに地酒で乾杯するなどして、ストーブ列車の旅を満喫していました。 【寺崎アナ&乗客】 「ストーブ列車は新しい出会いが生まれる場所ということで、私も早速お友達が出来ちゃいました。お隣にお邪魔しています。あたたかくていい空間ですね?」 「スルメすっごくおいしいです。よろしかったらどうぞ」 「甘い!かめばかむほど甘味が出てきておいしいです」 津軽の冬を代表する観光スポットでもあるストーブ列車。青森県外や海外からの乗客も多く見られました。 【栃木から来た男性グループ】 (Q.ストーブ列車に乗ってみていかがですか?)「初めてなのですごく楽しいです!」 「酒がおいしいです。スルメも良いです」 【シンガポールからの男性】 「とても興味深いです。シンガポールでは、このように古い列車ではなく、普通の列車に乗るので。娘にとって新しい体験になると思います」 ストーブ列車は2025年3月31日まで運行されます。乗車券の他に必要なストーブ列車券は、前年までの倍となる1000円となっています。