女子プロたちがボアではなく紐を選ぶ理由とは?「アース・モンダミンカップ」練習日にフットジョイの新シューズのフィッティングに遭遇!
つまり横方向にズレることなくクッション性に優れ、歩き疲れのしない軽量モデルということのようだが、試し履きした選手のコメントを紹介しよう。 「元々スパイクレスは好きではなかったが、フットジョイは滑らなくてスパイクレスを好きになったきっかけ」とスパイクレス派の原英莉花。残念ながら用意されていたサイズがわずかに小さくて再テストとなったが、履いた感触は悪くない様子。 試し履きするなりオーダーした権藤可恋は「柔らかい感触で履きやすくて、今使ってるモデルのストックが終わったら履き替えます」と納得の履き心地だった様子。ダイヤルで締めるボアタイプではなく紐を好む理由を聞いてみると「シューズの紐を締めていると、これから行くぞ!って気持ちになるんです」とスタート前にスイッチを入れるきっかけになるようだ。 スーツを着てネクタイを締める、医者なら白衣を着るなどと同じように女子プロにとってはゴルフウェアに袖を通し、シューズの紐をしっかりと締めるときが、戦いの場に向かう心のスイッチを入れるきっかけになっているのは印象深い。
とはいえ、手軽に自分の好みに締めたり緩めたりできるボアシステムはハーフターンでランチを挟む一般ゴルファーにとって、そのメリットは大きいだろう。 ボアや紐だけでなく、スパイクの滑りにくさや安定性を好むも良し、突き上げ感のないスパイクレスの歩きやすさを好むも良し、自分にとって疲れにくいシューズ選びはスコアメークに一役買ってくれるはずだ。 写真/中村修
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