ノーベル賞授賞式開催!スウェーデン王室のプリンセスたちがティアラを纏って出席
スウェーデンの化学者アルフレッド・ノーベルの命日である12月10日、ストックホルムの市庁舎にて、毎年恒例のノーベル賞授賞式が行われ、カール16世グスタフ国王ら王室メンバーが出席。プリンセスたちが輝かしいティアラを纏った。 【写真】ネイビーのドレスできめたシルヴィア王妃 Tatlarによると、12月4日に国王の妹ビルギッタ王女が87歳で亡くなったことを受け、華やかな装いで知られるスウェーデン王室の女性たちも、今年は落ち着いた色合いのコーディネートをしていたそう。 シルヴィア王妃はネイビーのドレスに合わせ、ロイヒテンベルク・サファイア・パリュールをコーデ。ナポレオン・ボナパルトの最初の妻である皇后ジョゼフィーヌからスウェーデン王室に嫁いだ孫へと引き継がれたもので、ダイヤモンドとサファイアの豪華なティアラとネックレス、イヤリングなどがセットになったもの。シルヴィア王妃が国王と結婚した際、亡くなったビルギッタ王女が身に着けていたそう。王妃のお気に入りとしても知られるが、授賞式ではネックレスを纏わず、引き算ファッションで亡き義妹を偲んだようだ。 ヴィクトリア王太子は、パープルのドレスに合わせ、バーデン・フリンジ・ティアラをコーデ。バーデン大公フリードリヒ1世とルイーズ妃が、1881年にカール王太子と結婚した娘のヴィクトリアに贈ったもので、代々スウェーデン王太子妃に引き継がれてきたアイテムだそう。ヴィクトリア王太子は2001年に、ノルウェーのホーコン王太子とメッテ=マリット妃のロイヤルウェディングで初めて身に着けており、王太子をデザインしたバービー人形も身に着けているアイコニックなティアラだという。 第4子を妊娠中のソフィア妃は、ブルーのドレスに、2015年にカール・フィリップ王子との結婚式でも身に着けたパルメット・ティアラを纏って出席。結婚のお祝いに国王夫妻から贈られたもので、もともとは、シルヴィア王妃がタイの王子から贈られたネックレスを作り変えたものだそう。ダイヤモンドをあしらったパルメットのトップの石を付け替えることができるようにデザインされており、ソフィア妃はこれまでも、エメラルドやパール、ターコイズ、ブルーの宝石などに付け替えて身に着けてきた。 深いグリーンのドレスを纏ったマデレーン王女は、コノート・ダイヤモンド・ティアラを着用し、エメラルドのブローチ&イヤリング、ダイヤモンドのブレスレットをコーディネート。イギリスのヴィクトリア女王の息子である初代コノート=ストラサーン公爵アーサー王子夫妻が、娘マーガレット王女のスウェーデン王室入りに際して贈ったもので、野花を5つあしらった大ぶりのデザインが、華やかなマデレーン王女の美しさを引き立てた。