中国東部の江蘇省蘇州市で24日午後、日本人の母親と男の子らが刃物で切りつけられ、けがをしました。切りつけたのは中国人とみられる男1人で、身柄を確保されました。 日本政府関係者などによりますと、中国・蘇州市で、24日午後、日本人の母親と男の子らが刃物で切りつけられ、けがをしたということです。 母親と男の子は命に別条はないということですが、男の子は現在、入院しているということです。2人は日本人学校のスクールバスを待っていました。また、バスの案内係の中国人女性が意識不明の重体だということです。 切りつけたのは中国人とみられる男1人で、身柄を確保されたということです。 蘇州は日系企業も多く、上海の日本総領事館は、現地当局に対し、再発防止と警備強化などを行うよう申し入れたほか、現地に職員を派遣し、事実関係の確認や関係者との連絡などを行っているということです。