女性への暴力根絶に向けて青森市で街頭活動 「まずは一言相談する勇気を」
青森朝日放送
女性に対する暴力の根絶に向けて、青森市で街頭活動が行われました。 内閣府は毎年11月12日から25日を「女性に対する暴力をなくす運動」期間と定めています。 18日は、青森警察署や女性支援などを行う団体の職員が、暴力に関する相談先が書かれたティッシュやビラを配りました。 【青森市男女共同参画プラザ 篠崎有香副館長】 「あらゆる方が被害に遭われるということはあるんですけれど、今やはり現実として多いのは、女性が被害を受けるケースです」 「身体的暴力もですけれども、経済的暴力、それからモラハラと呼ばれるような言葉による精神的な暴力、性的暴力、そういったものが含まれること、だんだん知られるようにはなってきていると思います」 青森県こどもみらい課によりますと、2023年度に「配偶者暴力相談支援センター」に寄せられた相談件数は、男性からが16件だったのに対し、女性からは1547件だったということです。 【青森市男女共同参画プラザ 篠崎有香副館長】 「様々な面での支援の仕組みとか制度とか、あるいは人とかがあるので、まずは一言相談してみる、話してみるという勇気を持っていただけたらなと強く願っています。」