東京都心で今年初めての猛暑日 静岡で39℃超 5日(金)も厳しい暑さ続く 熱中症に警戒を
きょう(木)は太平洋側で晴れている所が多く、東日本を中心に朝から気温が高くなっている。東京都心は午前8時前に30℃を上回り、午後0時半すぎに35.0℃を観測し、今年初めて猛暑日となった。なお、昨年(2023年)の初猛暑日は7月10日だった。
きょう(木)は東日本の太平洋側で猛烈な暑さとなり、静岡市では39.2℃と全国で今年一番の暑さを観測した(午後0時50分現在)。静岡市の39.2℃は、1940年以降で最も高い値で、29年ぶりに記録を塗り替えたことになる。きょう(木)は、南西諸島や西日本、関東にかけて熱中症警戒アラートが発表されている。湿気が多く危険な暑さが続くため、屋外での作業などは万全の熱中症対策を心がけたい。
あす5日(金)も太平洋側は厳しい暑さが予想され、東日本を中心に35℃以上の猛暑日となる見込み。東京都心は34℃予想で、場合によっては2日連続で35℃を上回る可能性がある。朝の気温も下がりにくく寝苦しい状態が続くため、夜間も部屋の温度管理などに注意が必要だ。 (気象予報士・高橋和也)