小森隼&陣、令和に挑む『芸人交換日記』 鈴木おさむ氏への思いも「最後の最後に大きなマルを…」
小森隼(GENERATIONS)、陣(THE RAMPAGE)が20日、都内で行われた舞台『芸人交換日記』公開ゲネプロ後の取材会に出席した。3月末をもって放送作家・脚本家業を引退する鈴木おさむ氏にとって、キャリア最後の公演となるが、小森と陣が同作への思いを口にした。 【写真たくさん】『芸人交換日記』公開ゲネプロの模様 同作は、結成11年目、いまだ鳴かず飛ばずのお笑いコンビ“イエローハーツ”が、現状を変えるべく始めた「交換日記」で本音をぶつけ合う、おかしくも切ない「絆」の物語。原作は、鈴木氏が雑誌『Quick Japan』で連載、その後単行本化された小説「芸人交換日記 イエローハーツの物語」(2011年)で、これまでに舞台のほか、朗読劇、映画とさまざまなメディアで展開されてきた。 小森は「きょうステージに立って。本番のこのステージに立って通した時には、けいこ場では感じなかった気持ちを感じることができました。1月末からけいこやってきた。まだまだ気づくことがあるなと。残りの公演で、まだまだ知らない田中に出会えるワクワクしかないので、最後まで力を合わせて頑張りたいです」と意気込み。 陣も「以前、この作品を朗読劇で読ませていただいて、この内容に胸を打たれるところがありました。日頃、仕事や学校に行っている人もきっと同じ瞬間に立ち会うことがあると思います。その日にしかない表現があると思うので、かみしめながら全力でやりたいです」と言葉に力を込めた。 小森は、鈴木氏への思いについても「おさむさんとはお会いしてから、けっこうな月日が経ちます。22歳くらいの時に初めてお会いして、グループの中で個人としてどう成長していくか、悩んでいる時期にお会いしてから、師匠と呼ばせていただくくらい、たくさんのことを教えていただきました。作家業をやめられると聞いた時はものすごく衝撃でしたが、このお話をもらった時は単純にすごくうれしかったです。おさむさんと最後のお仕事になるかもしれないさみしさと、最後の最後に大きなマルをつけたい」と熱弁していた。 取材会にはそのほか、鈴木氏、アンジェリーナ1/3(Gacharic Spin)も出席。きょう20日から25日まで、東京・半蔵門のTOKYO FMホールにて上演される。