指揮官待望の“即戦力級”の左WG! バレンシアが実績十分のルイス・リオハを獲得「このクラブにすべてを捧げる」
バレンシアは22日、アラベスから左WGルイス・リオハを完全移籍で獲得したことを発表。契約期間は2026年夏までの2年間となる。 【公式発表】ルイス・リオハがバレンシア加入 1993年10月16日生まれのリオハは現在30歳。左利きの順足ウィンガーはレアル・マドリードやセルタのカンテラ出身で、2019年夏にアルメリアからアラベスに加入した。すぐさま定位置を確保すると、在籍5年間でクラブ公式戦通算189試合に出場し22得点17アシストを記録。セグンダを戦った2022-23シーズンは10得点を叩き出し、1年での復帰の原動力になった他、昨シーズンのラ・リーガ第32節アトレティコ・マドリード戦ではスーペルゴラッソを炸裂させるなど、アラベスのサイド攻撃を長年牽引していた。 今夏に左サイドアタッカーの補強を要請してきたルベン・バラハ監督にとっても、待望の即戦力に。同ポジションでは、セルジ・カノスとフラン・ペレスが負傷離脱、トップチームで唯一稼働できるディエゴ・ロペスも、パリオリンピックのU-23スペイン代表として開幕直前まで代表活動に専念していたため、疲労が蓄積している状態だ。 1部と2部を合わせると200試合以上に出場した実績を持つリオハ。昨シーズンのラ・リーガにおいて、“最も若いチーム”となったバレンシアに加入する同選手は「僕自身の経験に加え、若いチームであることを考えると、欲望やエネルギー、そして最も大切なことである良い姿勢で臨み、それを日常的に示すということも還元できるはず」としつつ、「とても幸せ。ここに来ること、このシャツを着ることをずっと楽しみにしていた。バレンシアのエンブレムを守れることを誇りに思うよ。ラ・リーガにおける名門のひとつで、素晴らしいファンのいるこのクラブでプレーしたかった。僕はここで、バレンシアのためにすべてを捧げるつもりだ」とクラブ公式サイトにて語っている。 なお、バレンシアの今節は23日(現地金曜開催)のため、リオハは召集外となっている。
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