15歳の岩永杏奈が日本女子オープンのローアマを獲得! 有力アマたちのコメントを一挙掲載
2024年の日本女子オープン(大利根CC・西C)は、39人のアマチュアが出場。11人が決勝ラウンドに進み、29日の最終日、熾烈なローアマ争いが繰り広げられた。 岩永杏奈のアイアンショット連続写真【中学時代】
ローアマ争いは2打差で決着!
アマチュアでただ一人アンダーパーで予選通過した15歳の岩永杏奈は最終日12位タイの2アンダーでスタート。3番でバーディを奪い、ローアマ争いを一歩リードした。 3日目を終えて岩永に1打差の森田彩音と2打差の福田萌維は前半のハーフでスコアを落とし、苦しい展開。 最終日5オーバーからスタートした倉林紅が69で回り3オーバーで、逆転のチャンスをわずかに残した。 ローアマはプロテストファイナルへの出場権が得られるため、アマチュアにとっては大きな特典。 すでにファイナルへ進んだ福田や倉林と高校1年で今年の受験資格がない岩永と違い、2次でファイナルへの進出ができなかった森田にとっては大きなチャンスだったが惜しくも再挑戦とはならなかった。 終盤の15番と17番でバーディを奪った岩永が1オーバーの福田を2打上回り、見事ローアマを獲得し
15歳高校生の岩永杏奈(いわなが・あんな)
大阪桐蔭高校1年の15歳の岩永は5アンダー4位で決勝ラウンドに進み、1アンダーの16位でローアマに輝いた。 「(3日目)良い順位にいることで緊張して思うように体が動かなくて、ミスが続いてしまいました。最後に長いのが入って、良かったです」 最終日はスコアを1つ落としたが、アマチュアではただひとりのアンダーパーフィニッシュだった。 「(最終日は)ショットが悪かったんですけど、後半から気持ちを切り替えてプレーをできました。バーディを2つ取って、ローアマチュアを取れて良かったです」 今後は「来年の春の全国高校選手権で優勝と2年後のプロテスト一発合格」が目標だ。
17歳でプロテスト合格目指す福田萌維(ふくだ・めい)
日章学園高校3年の福田は、初日と3日目をアンダーパーで回り、1オーバーの22位。 「難しいコースでまずはパープレーを目標にプレーしていました。プロテストが近いので4日間の経験を積めるように予選通過できて良かったです」 小学生のころまでは野球とゴルフの二刀流だったが、中学でゴルフに専念。野球の経験がゴルフに役立っているという福田は運動能力の高さでプロテスト合格を目指す。