久間田琳加が菊池風磨演じる「私たちが恋する理由」の年上上司を絶賛「真顔から笑顔のギャップ萌えがすごいです!幸せに浸れます」
主演・菊池風磨、ヒロイン・久間田琳加による、ドラマ「私たちが恋する理由」が10/12(土)よりテレビ朝日でスタートする。年を重ねるにつれて恋に臆病になってしまう大人のピュアな恋心を描いたラブストーリーで、笑わない寡黙な上司・黒澤智也(菊池)と努力家で真面目な部下・森田葵(久間田)を中心に、恋愛下手な姉御肌と涙もろい年下男子、心優しき大男と小柄妄想女子という3組のカップルのじれったくもほろ苦い恋愛模様が描かれる。 【写真を見る】ミディアムヘアで大人っぽい雰囲気の久間田琳加 笑わない寡黙な上司・黒澤に恋する葵を演じる久間田琳加に、今回の作品への思いや、菊池風磨演じる黒澤の魅力や撮影の裏側、さらには俳優として自身が今感じていることなどを語ってもらった。 ――――"大人のピュア恋"がテーマに描かれていますが、最初に脚本を読んでいかがでしたか? 「私には経験がないのですが、親近感のあるお話なのかな?とは思いました。自分も投影しやすいしドキドキできるというか。自分がオフィスで働いていたら絶対に一度は憧れを持つシチュエーションだと思うので、今は疑似体験していると思いながら撮影に臨んでいます ――――今回のために髪の毛を25cmもバッサリ切って見た目から葵を作っていったとのことですが...。 「原作のマンガの葵ちゃんの髪の毛はすごく短いので少しでも寄せられたらという思いで、2年ぶりに切りました。原作があることで、困ったときなどすぐに戻ってヒントをもらえるので本当にありがたいです。原作はお守りみたいな存在です」 ――――先日、原作者のma2さんとお会いしたとのことですが、どのようなお話をされたのですか? 「演じる上で一番大切にしたらいいことをお聞きしました。そしたら、葵として黒澤さんのことをすごく好きという気持ちは忘れないでほしいと教えていただいて。後半からより気持ちが高まっていくと思うので、常にその言葉を胸に演じていけたらと思います」 ――――入社3年目の頑張り屋さんの葵はどんな人物だと捉えていますか? 「仕事に一生懸命で真っ直ぐなところが彼女のいいところだと思っていて...。その一生懸命さはきちんと演じていきたいと思います。ただ本格的に会社員の役は初めてで少し不安でした。オフィスでパソコンを打つシーンがあり、学生以来で内心はドキドキしていますがそれを見せないよう、自信を持ってできる風を出しています(笑)。やっぱりちょっとした気持ちが役に反映されてしまうと思うので」 ――――これまで学生を演じることが多かったと思いますが、演じていて会社員に対してどのような印象を持ちましたか? 「脚本やマンガの中でのことだけですが、会社員って大変ですね。外回りから帰ってきてオフィスで仕事をして恋愛もして...。大忙しで体力勝負だなって(笑)。これまでは学生という私自身も経験してきたことを演じることが多かったのですが、これからは全く経験していないことも演じていくことが多くなるんだと、何か大人になったような気分を味わっています」 ――――久間田さん自身の役の幅が広がっていきそうですね。 「きっと本作はターニングポイントといいますか、忘れられない現場になるだろうと感じています。会社というリアルな中でのキュン感を出していくのは、これまでとはまた少し違う視点だと感じることがあるので...。でも今回は、黒澤さんを演じた菊池風磨さんを含め、それぞれのカップルを演じる6人一緒のシーンが多いので本当に頼りになるし安心感があります。みんなで一緒にドラマを作っている感覚を持っています」 ――――座長の菊池さんと一緒に演じて刺激を受けていますか? 「菊池さんは本当にみなさんに気を使って話しかけてくださいます。それにより現場が温かくなって和やかな雰囲気になっています。それと同時に、カメラが向いたら一気に黒澤さんになって...。ほとんど笑わなくなってしまう。そのメリハリは本当に勉強になります」 ――――葵は黒澤のギャップに恋していきますが、黒澤の魅力は理解できますか? 「前半、黒澤は真顔が多かったのですが、撮影が進むにつれて笑みを含ませた芝居が増えてきて...。そういうシーンを見るとギャップを感じてやっぱりいいなって思いますね。ギャップ萌えっていい!とこの作品で感じました。あと、葵がいないところの黒澤さんもステキで。葵のことをこんな風に思っているんだというのを台本で見てはうれしくなって(笑)。ですので、早くオンエアを見て幸せに浸りたいです」 ――――ドキッとするシーンもたくさんあるんですよね? 「結構序盤から不意に顔が近くなるみたいなシーンも多くて。それがこのドラマの魅力だと思っています。ゆっくり時間をかけて付き合うのではなく、結構ハイスピードで展開していく感じなので。第1話からキュンはたくさん詰まっていると思います」 ――――菊池さんは黒澤に近いと思いますか? 「う~ん、どうなんでしょう。役が離れたら笑顔多めになるので違うのかな...。菊池さんはスイッチの切り替えが素晴らしいので!」 ――――坂元凌を演じる七五三掛龍也さんや小津京を演じる齊藤なぎささんとは会社の同期3人という設定で一緒にいるシーンも多いですが、3人のシーンは楽しんでいますか? 「何か初めてな感じがしないほど一緒に盛り上がっています。七五三掛さんは少しだけ年上でいらっしゃいますが、同じ目線で話してくれて、なぎさちゃんが盛り上げてくれるので本当にありがたいというか...。人見知りの私としてはホッとしています。でも、私たち3人に、菊池さん、山崎(紘菜)さん、佳久(創)さんを含めた6人でお話しすることの方が多いです。みんなおしゃべり大好きなので、ずっと話していて...。他愛のない食事についてのことだったり、これまでの現場についての話などで盛り上がっています。この間、メンズ陣は空き時間にラーメンを食べに行っていたらしく。仲がいいなって思います!」 ――――黒澤×葵カップルだけでなく、絢香(山崎)×坂元(七五三掛)、大島(佳久)×京(齊藤)の3カップルが登場しますが、ステキだなと思うカップルはどのペアですか? 「なかなか現場では他のカップルの様子を見られていないですが、台本やマンガを読む限りだと気になるのは、『絢香×坂元』の年上彼女と年下彼氏のカップルです。自分たちと真逆だからこそ応援したくなるし、癒されるんですよね。仕事を頑張りたいと思っている方が増えている中、いいバランスのペアだと思います。一緒に応援しましょう」 ――――今作がターニングポイントになるのではとおっしゃっていましたが、今後チャレンジしてみたい役はありますか? 「運動神経はそこまでいい方ではないのですが、アクションをやってみたいです。刑事モノも魅力的ですし、殺陣をする時代劇なども魅力的。そのシーンに向けてアクション部の方と、がっつりレッスンをして撮影に臨むみたいなことに憧れています。それって完全に新境地ですよね。やっぱり今まで経験していないことにチャレンジするのは不安もあるのですが、楽しみも多くて。今回も会社員を演じられるか不安でしたが、楽しいですから。これからも色んな役にチャレンジしたいです」 撮影=山田大輔 取材・文=玉置晴子
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