17周年ガールズバンド・SCANDAL、楽器初心者から“女性最長バンド”に
日テレNEWS
2023年で結成17周年を迎えた4人組ガールズバンド・SCANDAL。その長年の活動が認められ、8月21日には“同一メンバーによる女性最長活動ロックバンド”として、ギネス世界記録に認定されました。認定された直後のHARUNAさん(35)、MAMIさん(33)、TOMOMIさん(33)、RINAさん(32)の4人に、バンドの17年間を振り返ってもらいました。 【画像】ギネス世界記録 ガールズバンド・SCANDAL 17周年 “同一メンバー最長記録”への思い
■楽器は指名制 結成から1週間で初ステージ
2006年8月21日に大阪・京橋のダンス&ボーカルスクールに所属していた4人によって結成されたSCANDAL。当時中高生だった4人は、スクールの意向でバンドを組むことになったといいます。楽器初心者の4人に専任講師はおらず、楽器経験のあるスタッフにチューニングなどから基礎を教わる形で始まりました。当時、ステージに立ちたい一心で、本番までの1週間、1日12時間の練習を続けたといいます。 ――“バンドを組んでください”と言われたときの心境は? HARUNAさん:すごく興味はありました。楽器をやったことがなかったので。新しいことに挑戦できるんだっていう、うれしさはありました。(披露するのは)1曲だけだったんですけど、スクールの発表会のオープニングアクトで披露するチャンスをもらって。でも「1週間で1曲弾けるようにならなかったら出さないよ」って言われてたので、とにかく1週間頑張りました。 ――担当楽器は挙手制だったんですか? MAMIさん:いや、「あなたはこれをやりなさい」と(スタッフに)言われて。「ギターを持ったらMAMIは面白そうだから」って言われてギターをやることになりました。 ――それで今まで続けているのが本当にすごいと思います。 TOMOMIさん:根性だけはありましたね。スクールでも、ずっと怒られながらやってきたので、ダンス時代から。根性だけはあったので、辞めない、というやり方でやってきました。 HARUNAさん:多分それが今でも続いてる。 RINAさん:やめないし、“できるまでやったら何でもできる”という精神で頑張ってます。でも楽しかったよね。毎日知らないことを知れて、できるようになる。4人とも0の同じスタートラインから始まっているので。“今日はイントロまで弾けたね”とか、本当に同じ分量の喜びとしてシェアできてて、それがすごく大きかったんじゃないかなと思います。